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PPAの無形資産の評価アプローチには、インカムアプローチ、コストアプローチ、マーケットアプローチがあります。
その中でもインカムアプローチはPPAにおける無形資産の評価で最も一般的に使用されるアプローチであり、様々な評価手法に分類されます。
コストアプローチはインカムアプローチほどではないものの、ソフトウェア、顧客リストなど特定の無形資産を評価する際に使用される。また、超過収益法の貢献資産コストとして使用される人的資源(のれんとして計上される)の評価にもコストアプローチが用いられます。
マーケットアプローチは、一部の無形資産を評価する場合を除きほとんど使用されることがありません。マーケットアプローチの代表的な評価手法である売買取引比較法は、通信事業の周波数帯の利用許認可、インターネットのドメイン名等、評価対象無形資産と類似する取引事例が入手可能な場合に限り適用されます。
評価アプローチ | 概要 | 評価手法 |
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インカムアプローチ | 評価対象無形資産が経済的耐用年数にわたり創出すると予想される利益(超過収益)の現在価値に基づき価値評価を行います。 |
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コストアプローチ | 評価対象無形資産と類似する資産の取得コストに基づき価値評価を行います。 |
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マーケットアプローチ | 評価対象無形資産と同一か類似する資産の市場参加者間の取引価格及びその他の関連する情報に基づき価値評価を行います。 |
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弊社は対象会社の識別可能な無形資産の有無を検討し、もし識別可能な無形資産があれば最適な手法を用いて評価を行い、タイムリーに評価結果を報告します。
また、貴社の監査人との質疑応答など識別可能無形資産の評価結果についての説明支援を実施します。
PPA、無形資産、動産の評価などに関する
どんな質問でもお気軽にご相談下さい。